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rakuraku-saisai
 
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夏はまだ終わらない。今日は土曜日なので実験材料採取に市場へ行く日。市場への行き帰りの道は空港へ向かう大型バスのルートと接しているため、日頃このバスとすれ違うと「俺も連れて行ってくれー」といつも旅情に駆られる。そしてたまに遠くに行く時はこのバスに乗り、日常の業務からは解放されたいつもとは違う気持ちでこのルートを通る。来週は久しぶりにその時だ。
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吉田神社 京都に夏が来たと強く感じるのは、吉田山の緑をバックに神社の鳥居がカンカンに照っているのを見た時だ。
京都駅100719 長女と京都駅に行った。現在の京都駅、建築家原広司氏の手によるこの巨大な建造物には、景観論的な視点などから批判も多い。麻生圭子氏など著書の中で、もちろん控えめにではあるけども「原さんの失敗作、という気がします。」と評している。私は、実は京都駅は大好きであり、ここに来るたび、太宰治の人間失格の中の話を思い出す。田舎者の主人公が初めて駅のブリッジ(跨線橋)を見た時、線路を跨ぐためのものとは気付かず、「ただそれは停車場の構内を外国の遊戯場みたいに、複雑に楽しく、ハイカラにするためにのみ、設備せられてあるものだとばかり」長い間思っていたという話だ。彼はそれが「実利的な階段に過ぎないのを発見して、にわかに興が覚め」てしまう。京都駅はいつ来ても複雑で楽しくハイカラであり、それほど実利的とも思えない。空まで続いているかのような大階段や、未来的な曲線で形造られた巨大な空間に、好きなだけ遊んでいて良いのである。
*「東京育ちの京都案内(文春文庫)」
 
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