2007年がスタートしました。
この年明けはかなりの区切りというか、けじめを感じたことでした。
1月上旬には日本では初の開催となる学会が京都であり、友人や同窓の人たちがたくさんやってきます。スペインでお世話になったボスもやってきます。人に会って話を聴くことは、インターネットではできないことです。
予算審査の結果次第ですが、申請中の研究計画も始動の年になります(ように!)。
妻のお腹には春に誕生予定の赤ちゃんがいます。
騒々しい一年の予感とはうらはらに、この上なく穏やかな正月一日でした。
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9月にこちらに移ってから最初の年の瀬を迎えています。この数か月の間、まずはできることからという気持ちでやってきましたが、色々反省すべき点も大です。それまでは任期のあるポストでしたので、先行きが不安な反面、短期的な目標の定めやすいところがあったのですが、これからしばらくは長丁場になるのですから、やり方も少し変えていく必要があるでしょう。世の中の動きを見ると、少なくとも私の周囲では「失われた10年」の閉塞感をようやく抜け出し、新しいフェーズに入った感覚があります。いわゆる氷河期世代のしぶとさと楽観性を持ちつつ、その諦念の観を忘れて行きたいところです。